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最新の運動法

2008年に全世界で注目されている運動法とは?


この記事を読んだだけでも日本人は、

・知識が浅い
・マスコミ情報に弱い
・効果より楽、簡単なことを好む
・グループトレーニングを好む

ことがわかり、情報提供側からすると、だましやすいということになります。

1位の正しい健康に対する知識には、情報を識別できる基礎知識が必要であり、お昼の健康番組といわれている娯楽番組を見て、スーパーに買いに行くようでは基礎知識があるとは言えないと思います。

日本は健康になれない仕組みがしっかりと根付いていますので、正しい健康知識を知るのは簡単ではありません。
私の健康セミナーは、正しい健康知識を提供していますので好評です。


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今回は、米国に行った際に入手した、世界で今年注目されている運動法ランキングのデータをご紹介させていただきたいと思います。
(※このデータは、ACSM’s Health and Fitness JournalのデータとしてACSMが健康に関するコマーシャル業界や、クリニック、団体などから集めたものです。データは全世界から集めたものを元に作っています。)

全世界から集めたデータなのですが、ACSMが米国の協会だけあって、当地で注目されている運動法が目立ちます。

 1.正しい健康に対する知識提供
 2.肥満児向けの運動
 3.パーソナルトレーニング
 4.筋力トレーニング
 5.コアトレーニング
 6.高年齢者向けの運動
 7.ピラティス
 8.機能運動
 9.バランスボール
10.ヨガ

中には、運動法?と思われるものもありますが、去年のデータと比較してみても、コアトレーニングと筋力トレーニングは相変わらずトップ10に根強く定着しています。また、幼児の肥満は米国では深刻なようです。去年も今年もトップ3に入ってきています。

日本と違う点は、グループエクササイズ(エアロビなど、グループで行う運動)のランクが低いところにある点だと思います。また、ヨガやピラティスなど、ゆっくりしたトレーニングよりも、どちらかというとしっかり筋肉を使った筋力トレーニングなどの方が米国人には好まれているようです。

私が今回も米国に行って思ったことは、米国人は流行の運動法の中でどれが本当に効果があり、健康的なものであるかについてよく知っている人が日本人より多い気がします。今回のランキングで1位になった『正しい健康に対する知識提供』をする場もきっと日本より多くあるのでしょう。

もちろん、米国でも日本と同じように一時的にしか効果のない運動法がテレビや雑誌など様々な媒体で毎日のように紹介されています。それを見極める目が肥えているのだと思います。

中でも日本と大きく違う点は、激しくつらい運動法に挑戦しようと思う人の比率が日本人より高いと思われる点です。日本人はどちらかといえば楽で、簡単で、短期間に効果が出るものに飛びつこうとします。国民性の違いもありますし、肥満の問題がより米国で深刻な点もあるかと思います。ただ、日本でも正しい知識に触れる機会がもっと増えれば、運動に対する取り組み方が変わってくるのではないでしょうか。

本当に正しい運動法というのはずっと定着していくものです。一般にヨガやピラティス、筋力トレーニング、ウォーキングといった定着した運動は、速効性はないですが続けると必ず効果が表れ、いったん効果が表れるとそう簡単には元の体型に戻らなくなりますし、時間をかけて得た体型だけに、自分の意識の中で続けなければと言う気持の強さにつながると思います。

今や運動は予防医学の1つだと言えるのではないでしょうか?

(出典:日経BP セカンドステージ)


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